TPの作り方
皆様からよくご質問頂く項目を掲載しました。
 

項番

ご  質  問

回     答

1 TPとは? TPとは、OHPのソフトウェア(教材)のことを言います。 本来は、透明なものという意味の英語の略語ですが、不透明なものは影としてうつりますので、 これもTPに含めています。たとえば、昆虫をステージ面にのせると、足の運びなどが影絵と してうつり、じゅうぶんに理科教材としての役割を果たしています。 ですから、不透明なものは影としてうつリ、透明なものはそのままの色を再現してうつると 考えればよいと思います。文字などをかく場合も、水性あるいは油性ペンを使うのがふつう ですが、コンパスの針などで無地シートをきずつけるようにかきますと、思いのほかはっきりと うつります。
2 TPを自分で作るには? TPの自作法には、手がき法・複写法・写真法などいろいろな方法があり、 その内容も簡単なものから、手のこんだ非常にむずかしいものまで千差万別です。 ここでは、簡単に自作できる方法を紹介します。
@手がき法
無地シート(透明フィルム)に、水性あるいは油性ペンで、ふつうに文字や図をかけば、 それでTPができあがりです。
●いきなりシートにかいていくと、文字をまちがえたり、はいらなくなったりして、うまくいきません。 一度紙に下がきをして、それにシートを重ねて、なぞっていけばまちがいもなく、きれいに仕上がリます。 簡単な内容のものは、下に方眼紙を敷いてじかにかいてもよいでしょう。
●自作TPを作成するとき、1枚のTPの内容が自然と多くなってしまいます。多くの内容がはいったTPは、 受講生の注意が分散して学習効果の少ないものになりがちです。1枚のTPには1つの内容しかはいらないと 考えて、お作りください。
●文字の大きさは、受講生の人数(教室の広さ)によっても違いますが、大きい文字にこしたことはなく、 0.6〜1.0pくらいが適当です。また、スクリーンにうつすものですから、長い文章や文字ばかりのTPは 受講生にたいへんな苦痛を与えます。文字数はできるだけ少なくし、長い文章などは説明でおぎなうようにしましょう。
●自作TPには、基本のものだけを記入しておき、その他の必要なものは説明の過程でかきこんでいく方法も効果が あります。
●何度もくり返し使うTP、保存しておくTPなどを自作する場合は、油性ペンを使って作成してください。 水性ペンはちょっとかき加えたり、1回きりのTPを作成するときに使います。水性ペンは、手でこすったりすると、 消えたりにじんだりしてしまいます。
●かきあげたTPや、コピーしたTPに色をつけたりしてきれいに仕上げるときには、6ページ以下で説明している 自作材料をお使いください。
A複写法
新聞や雑誌のあるページをそのまま見せたい、地図や設計書などを見せたいときには、手がき法ではうまくいきません。 このようなときには、見せたい図をコピーしてTPを作成すれば簡単です。 複写機は、どのような機種でもTPに複写できるようになっていますが、機種ごとに使うフィルム、 コピーのしかたが違っていて、それぞれの材料をそろえて複写機を使うにはむずかしい面もあります。
3 TPの保存・保管は? 自作したTPは必ず紙わく(フレーム)にはって保存しましょう。ほかの人が利用することも考えて、 タイトル・指導内容・提示法などを簡単にかいておくと、使う人にとってたいへん便利です。 保管も考えなくてはならなくなります。TP・スライド・VTR・サウンドテープなどの資料コーナーをくふうして ください。
4 自作材料にはどんなものがあるか? @無地シート(透明フイルム)
 材質・厚さによリ、1枚10円〜50円くらいの幅があります。 1回きりのTPには安価なセロファンシートを使い、何回もくり返し使用するTPにはポリエステルシートを使う 、というように用途に応じて使い分けると経済的です。
Aロールフィルム
 OHPを黒板がわりに気軽に使う場合、つぎつぎにかいていけるので便利です。また、あらかじめロールフィルム にかいておき、順次見せていく方法もあります。反復して何度も見せる場合にも威力を発揮します。
B各種方眼シート
 無地シートに方眼が印刷されているものです。棒グラフ・折れ線グラフを自作する場合に使うと、 簡単にきれいに作成することができます。
Cカラーシート・スクリーンタック
 自作したTPは、どうしても単調になりがちです。カラフルな色や柄をつけて注目させてください。 切リとってTPにつければ、忠実に色や柄をうつし出します。図柄よりやや大きめに切りとってTPにはってから、 細部を切り捨てるときれいに仕上がります。ごみやほこりは黒い汚れとしてうつりますので、気をつけてください。
Dレタリングタック
 使い方はCと同じです。アルファベットやカタカナなどの使用頻度の高い文字や記号を印刷したものです。
E筆記用具
 水性ペン・油性ペンには、それぞれ3色セットと6色セットのものがあります。保存用TPの作成には、 消えない油性ペンが適しています。まちがってかいてしまったときは、水性ペンのときは水にぬらした布で、 油性ペンの場合はイレイザー液をぬらした布で消すことができます。細かいところの修正にはペンシル型イレイザー が適しています。水性・油性ペンのほか、TPカラーペンシルなどの鉛筆型のもの、製図などの精密な図の作成に 使うテクニエースなどの筆記用具があります。
5 TPの表現機能は? 以下のような方法があります。
@記入・消去法
A合成・分解法(オーバーレイ法)
B模型作動法
C具体物置換法 D実物投影法
E動画的投影法
F流動表示法
G平行移動法
H回転移動法
I対称移動法
J板書代替法
Kスライド・チャート法
L全体・部分提示法(マスキンク法)
Mフラッシュ投影法
Nスイッチコントロール法
O色彩効果法
P指示法

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